横浜環状北西線東名高速道路接続部における橋脚基礎の設計•施工

摘要

横浜環状北西線（以下，北西線）は，図-1に示すとおり東名高速道路横浜青葉ィンターチヱンジ•ジャンクション（以下，横浜青葉JCT)と第三京浜道路横浜港北インターチヱンジおよび横浜北線（以下，北線）とを結ぶ延長約7.1kmの路線である。横浜市と首都高速道路(株) の共同事業であり，東京2020オリンピック•パラリンピックまでの開通を目指して事業を進めている。東名高速道路と接続する横浜青葉JCTにおいては，合計34基の橋脚を構築する。橋脚基礎の施工に当たっては， 新設橋脚の位置が供用中の東名高速道路本線の盛土 （本線盛土）やランプ橋（既設橋脚）が近接した狭隘な場所になるため，狭いヤードでの施工効率の向上や掘削による既設構造物（本線盛土と既設橋脚）への影響を抑制する必要があった。