近代経営手法導入、業績がⅤ字回復大型材・回転材など高付加価値を追求

摘要

創業以来162年の歴史を持つ日本有数の老舗アルミ鋳物企業「ワシアルミ」が三協マテリアルの子会社となり、商号も「三協ワシメタル」に改めて経営再建に着手してから4年余。この間製品ごとの詳細な損益管理や生産性向上、不良率低下など徹底した近代経営手法を導入した結果、リーマンショックなど予期せぬ荒波に遭遇したものの、いまや優良企業に大変貌した。任海哲朗社長（写真）は「当社の特徴である熟達した技術力に磨きをかけ、今後得意先と一体となって大型鋳物や回転部材など高付加価値品の開発を急ぐ」とさらなる飛躍を副旨す。