技術部会卜ピックス「2017年下期部会大会受賞者報告」

摘要

第157回製鋼部会大会は、去る2017年10月19、20日の両日、新日鐵住金(株）大分製鐵所にて7社77名の参加を得て開催された。今回は「操業·品質改善による直行率改善の取組」を共通テーマとして、7件の発表に加え事前アンケート調査を実施し、各社の現状と課題が明確になった。さらに6件の自由テーマ発表、工場見学を行い、2日間にわたり活発な議論と有意義な技術交流が行われた。また、東京工業大学の須佐教授より「鉄鋼生産プロセスに関する物質の熱物性·熱特性の評価」、産業技術短期大学の加藤木特任准教授より「超高温測定用セラミック熱電対の開発～-150℃から2000℃まで」と題してご講演を頂き、高温熱物性評価や超高温測定熱電対に関し関心を深めた。