人口減少化における汚水処理適正化構想:和歌山県全県域汚水適正処理構想の見直しについて

摘要

和歌山県は、我が国最大の半島である紀伊半島の南rn西部に位置しており、9市20町1村で構成されていrnます。総面積4，726平方キロメートル、人口約100万rn人、人口分布を見るとその多くは紀の川流域及び海岸rn沿いに集中しています。また、紀伊半島の背骨といわrnれる護摩壇山など1，000m級の山々は、比較的急峻なrn山が多く、「木の国」の名にふさわしい森林地帯をかかrnえています。この森林の占める割合が県土の約80％rnもあり、全国第6位の山岳県でもあります。この山深rnい紀伊山地の自然の中で生まれた山岳信仰の霊場と参rn詣道が、平成16年7月に「紀伊山地の霊場と参詣道」rnとして世界遺産登録されたのは皆さんも知るところだrnと思います。