防液堤ドレン開閉器の製作

摘要

水処理センターには次亜塩素酸ナトリウムなどの薬品タンクが設置されています。このタンクの周囲には薬品が万が一漏えいした場合に、外部へ流出させないようにするための防液堤があります。しかし、屋外に設置されているため降雨時には防液堤内部に雨水が溜まる構造となっており、降雨後の雨水が溜まったままでは本来の役目を果たすことができず、ドレンバルブを開けることで防液堤内の雨水を排出する必要がありました。千年水処理センターでは、薬品タンクがGLに設置されているためドレンバルブはGL以下となっています。降雨のたびに開閉作業を行うため、地上から操作可能なようにバルブキーを使用していましたが、重く使いづらいものだったため、改善を行いました。