国内洋上風力のパイオニア、ウィンド•パワーグループ: ソフトバンクグループなどと鹿島港沖合に約20基新設

摘要

四方を海で囲まれた日本で注目されている再生可能エネルギー（再エネ）の1つが洋上風力発電だ。政府も普及に力を入れており、再エネの固定価格買い取り制度の対象項目として洋上風力を今年度から新たに設けた。その洋上風力の日本でのパイオニアとして知られているのが、ウィンド•パワー（茨城県神栖巿）グループである。現在、同市の鹿島港の外洋で計15基を運営。さらに、ソフトバンクグループや環境省所管の一般社団法人と組んで大型洋上風力発電機約20基を鹿島港沖合に新設し、2017年から運転を始める計画だ。