秋田•山葵沢地熱発電所、クリーン電力を安定供給Jパワーなど参画、国内で23年ぶリの大規模地熱

摘要

天候や昼夜に関係なく安定的に発電する純国産の再生可能エネルギーとして注目されている「地熱」。国も第5次エネルギー基本計画の中で「発電コストも低く、ベースロード電源を担うエネルギ一源」と高く評価し普及を後押ししている。そんな中、Jパワー(電源開発）などが参画する「山葵沢(わさびざわ)地熱発電所」(秋田県湯沢市、4万6199kW)が今年5月に営業運転を始めた。国内で1万kW超の大規模地熱発電所が稼働するのは実に23年ぶリ。クリーンな電力を安定供給する同発電所を訪ねた。