Jパワー•中国電の「大崎クールジェン」プロジェクト世界初！石炭ガス化燃料電池複合発電の実証試験の準備に着手

摘要

Jパワー（電源開発）と中国電力が経済産業省、NEDO(新エネルギー•産業技術総合開発機構)の助成事業として広島県大崎上島町で行っている「大崎クールジェン」プロジヱクトの実証事業が、最終の第3段階に入った。石炭ガス化燃料電池複合発電(IGFC)と二酸化炭素(CO_2)の分離•回収技術を組み合わせた"低炭素"石炭火力発電の実証試験に向けた準備に着手した。IGFCのCO_2排出量は、既存の微粉炭を使った石炭火力（超々臨界圧=USC)と比べて約30%減る見込みという。