コンクリート表面のひび割れ幅評価方法

摘要

コンクリート構造物の表面に発生したひび割れの評価方法として，カメラをひび割れに直接あてがい 詳細なひび割れ幅を測定する方法，デジタルカメラで撮影した画像からひび割れを自動抽出するソフトウェアに対して，損傷（コールドジョイント，ジャンカ，はく離,補修跡等）の形状を描画し，その長さや面積を算出する方法を実用化した。 ひび割れ幅測定器は，長さ15mm程度の帽を多数点測定し，0.01mm単位で表示できる。ひび割れ抽出ソフトウェ アでは，レンズの焦点距離と被写体との距離から遠隔撮影画像のひび割れ，損傷等の長きや面積を算定できる。