情報通信技術(ICT)を駆使した大規模地下空洞の情報化施工

摘要

京極発電所の大規模地下空洞(高さ45.8m，幅24.0m,長さ141.0m，総掘削量116，300m~3)の掘削において，掘削した切羽観察および岩盤挙動の計測管理を行い，周辺岩盤の挙動変化が確認された場合，その要因に応じて最適な支保構造への変更を検討する情報化施工を行った。こうした施工管理のなか，情報化施工の更なる合理化を目指すため，情報通信技術(ICT)を採用し，これら技術の有用性を実証した。