重要施設への確かな電力供給東京電力・二俣川付近管路新設工事<長距離・多曲線・急曲線の難工事〉

摘要

東京電力・神奈川支店神奈川工事センターが現在工事を進める66kV二俣川付近管路新設工事は，重要施設への電力供給を担う地中送電線管路ルートを新設する重要な工事だ。 同工事は住宅地での施工のため工事ルートのほとんどが住民の生活道路を通過し，途中には鉄道軌道や河川があることから，開削可能な区間が少なく工事ルートの約80％を機械推進による施工としている。機械推進区間は．890mを超える区間と600m近い区間の2区間で，両区間とも長距離，平面・縦断複合曲線　急曲線と施工上難度の高い工事であったが，それぞれ昨年の12月8日と20日に無事到達を果たした。 今回は，この難工事を到達に導いた関電工・大豊建設・大日本土木・相鉄建設共同企業体の久松所長をはじめとする関係者のみなさんに集まっていただき話しを聞くことができた。