新東名高速道路における建設時の重金属含有土対策

摘要

新東名高速道路の愛知県区間の建設中に重金属等の含有土が発生した。発生した重金属含有土は対策を施した上で高速道路本線の盛土材として使用した。その対策工として，「遮水工封じ込め工法」等を採用した。遮水工封じ込め工法では遮水材料として遮水シートとベントナイト改良土を用ぃた。施工完了後に工事区域近傍の地下水並びに表面水の水質調査を実施し対策工の有効性を検証した。