建材にトップランナー制度/省エネ基準20年まで適合義務化/総資調省エネ部会

摘要

経済産業相の諮問機関，総合資源エネルギー調査会の省エネルギー部会は1月27日の会合で，民生（業務・家庭）部門における建築分野の省エネ対策の強化について，おおむね合意した。窓や断熱材，水回り設備などの建材を対象に，3～10年先の高い性能目標を定め，達成を義務付ける「トップランナー制度」を新たに導入する。また，2020年までに新築の住宅・建築物すべてを省エネ基準に適合させることを事業者に義務付ける。