Issue of environment damage and water resources of the Republic of Uzbekistan

摘要

現在，開発途上国であるウズベキスタン（以前はソ連）の経済成長は，安全な飲料水を人々にいかに供給できるかにかかっている.中央アジアにおける水資源は1950年から綿花の増産にあった.その結果として，中央アジアにおける主要なアムダリア川とシルダリア川の水量が非常に少なくなり，アラル海への水供給が激減している.この湖の面積が1960年以前では，世界の4番に入る大きさであったが，非常に塩濃度（全塩量が70g/L 以上）高くなり，その面積が劇的に縮小した.この影響として第一に，アラル海で全く魚が取れなくなったことによる経済的な危機が起こった.第二に，アムダリア川に近接したウズベキスタンの下流域で生態学的な危機が発生しつつある.本論文では，ウズベキスタンにおける水危機の問題と水資源の現状について論述する.%New days environmental problems of Uzbekistan as a re­sult of unsustainable management of water recourses in­clude: absolute or partial loss of natural resources, the Aral Sea disaster, decreased productivity of landscapes desertifi­cation and salinization.