Garbage My Destiny

摘要

外国の雑誌を読んでいたら，広告欄にマルチン•ハイブリッドという文字にぶっかった。マルチンと言えば，泣く子も黙る三菱重工業社の技術提携先で，一世を風靡した焼却炉である。日本で，連続焼却•准連続焼却•固定バッチ炉などと，侃侃諤諤していた時代に，連続式ストーカ炉の中で，マルチンは秀でていた。技術導入が盛んに取り入れられ，猫も杓子も外国技術との提携が図られた中で，水処理ではェバラのァクセレータ，ごみ処理では三菱のマルチンが世論をさらったことは，今でも忘れられない。勿論それらはー応の使命を果たして，今では多く語られることがないかもしれないが，当時の国家主義者たちは，こぞって国産技術の振興をかかげて立ち向かい，業界をニ分したものだ。