交付金説明開く，環境省が予算配賦方針を説明

摘要

(公社)全国都市清掃会議は，3月26日に東京霞が関の東海大学校友会館で，循環型社会形成推進交付金等の説明会を開催，当日は，環境省の和田篤也廃棄物対策課長ら同課の担当官から平成26年度補正予算，同27年度当初予算の循環交付金などの予算の配賦方針や内容についての方針が説明された。同省では，26年度補正予算では，災害対応拠点となる廃棄物処理施設整備や27年度竣工分で前倒しができる事業について最優先で配賦する。さらに，27年度当初予算については，エネルギー回収型廃棄物処理施設で交付率2分の1の事業は対象を見直し，燃焼ガス冷却設備，余熱利用設備，災害対応設備に重点化する方針を示した。また，エネルギー特別会計を活用して実施する基幹的設備改良事業は交付率を2分の1とするが，一般会計で行う同事業は，し尿処理施設を除き交付率は3分の1とし，改良後10年以上の稼働を要件とすることを検討していることなどを説明した。