フーガ•ハイブリッドを侮ってはいけない

摘要

撮影を主目的とした試乗会に参加して以来、今度じっくり乗って見ようと狙っていた。そのターゲットは日産フーガ•ハイプリッド。スカイライン•ハイブリッドのモーターとV6エンジン両方が作動した時の感動的な加速感が忘れられず、実はこのフーガも同じなのではないかと、その試乗会で予感したからだ。とし、うことで、まずはその予習として非ノ、イブリッドの『370GTタイプS』から乗ることとした。往年のセドリック&グロリァ•ユーザーが喜びそうなウッドパネルなどの処理にいい意味で昭和を感じながらも、333psを発揮する3.7リツターV6は大排気量NAらしい気持ちいい加速を見せる。ブリヂストン•ポテンザRE010を装着するあたりにスポーツセダンとしての本気を、フラッグシップセダンなのにスポーッセダンであるところに日産のDNAをそれぞれ感じさせたのも好印象。先日のマイチェンでスカイライン同樣インフィニティ顔に統ーされたが、逆に派手すぎない処理は先代より高級で上品に感じる。同乗者の多くが「これは高級車だね」とロを揃えたのも見逃せない。そう、フーガは"日本人にもわかりやすい”高級車なのである。