短期間試乗◎限りなく透明に近き存在

摘要

第一印象はちょうどいいサイズ感であること。幅が1745mmあるため3ナンバーとなるが、室内も結構広く(特にリアシートは広大)、また走っていてもこれが111psの1リッターターボ、つまりリッターカーであることはにわかに信じがたいほどよく走る。し力、しそれもそのはず、車重が950kgと1t切りを果たしているのだ。ダウンサイジング系にありがちの回転が落ち込んだ時からの立ち上がりの鈍さも特になく、パドルシフトを駆使すれば、街中でも首都高でもテンポよく走れる。こちらのターボがCVTではなくトルコンA/Tであるのも効いているだろう。欧州でも販売するからか、足まわりのセッティングもタフに感じた。