クルマ好きのためのミニチュア·モデルのページ

摘要

第二次世界大戦が終結した時、甚大な戦禍に見舞われた欧州やアジア各国に対し、本土が直接戦場にならなかったアメリカは、いち早く戦後の繁栄を謳歌した。そんな1950年代のアメリカを象徴する"クルマ"のひとつが、このフューチュライナーだ。GMが独自で開催していた『モトラマ』と呼ばれるモーターショー。そのプロモーション用に10台以上が作られ、さまざまな"バラ色の未来の提案"を載せて、全米各地を回ったのだ。当時を知る世代にとって、このミニカーはまさに旧き佳きアメリカを思い出す、記憶のよすがとなることだろう。もちろんこのミニチュアモデルを企画したトゥルースケールミニチュア(TSM)は、そんな時代を皮膚感覚として捉えているだろう、アメリカの模型メーカーだ。