第4回　ねじの歴史

摘要

ねじとは、円筒や円錐の側面にらせん状の溝を切ったものである。外面に溝を切ったものをおねじ、内面に溝を切ったものをめねじと呼び、これらを嵌め合わせることにより、ものを締結するのに用いられる。ねじは回転させると、回転の力を垂直方向の大きなカに変換するという機能を持つ。このねじの漢字表記には、種々あるが、その一つの「螺子」の「螺」は巻貝の意味である。