十勝地方日高山麓地帯のチモシー草地に発生した冬枯れ症状とその対策

摘要

2008年早春，十勝地方の日高山麓地帯のチモシーを中心に主として雪腐大粒菌核病による冬枯れがrn多発した。被害は日高山麓にそった地域で，2007年秋に播種したチモシーに多発しており，激甚と判rn断された面積は1,281haと算定された。被害を軽減するためには，8月に播種を終えること，早春の生rn存株数が200株/m~2以下の草地もこ対しては追播など植生回復の対策を講じることなどが望ましいと考えrnられた。