次世代超伝導粒子線治療装置の開発

摘要

粒子線（陽子線）治療の歴史は古く、約50年前からrn臨床使用され評価されてきたが、装置や施設建設、維rn持費用などが高額であるためなかなか普及しなかった。rnさて、今回米国において、テーブルトップの小型粒子rn線治療装置が開発されたので報告する。rn粒子線加速装置は、光子加速のライナックと異なりrnかなりの加速エネルギーを必要とする。一般的に臨床rn使用するためには、陽子線で200-250MeVという高rnエネルギー加速が必要といわれている。一般的な粒子rn線加速システムは、水素イオン源、入射器といわれるrn二次ライナック、主加速器のシンクロトロン、治療室rnヘビームを配送するビームライン、360度から照射可rn能な回転ガントリーという構成である。