電力中央研究所のアウトカム戦略と技術移転

摘要

電力中央研究所（以下、当研究所）は、「電気事業へのrn寄与一と社会への奉仕」をミッションとする非営利の研究rn機関であり、2006年4月に知的財産センターを設置すrnるなど、知的財産の創出と活用に力を入れている。当rn研究所の知的財産戦略は、「アウトカムの最大化」を目rn的としている点に特徴がある。アウトカムとは、「研究rn成果が電気事業や社会に及ぼす学術的・社会的・経済rn的波及効果」を意味する。