大都市郊外拠点駅 柏の葉キャンパス駅

摘要

柏の葉エリアは、2005年に開通したつくばエクスプレス(TX)「柏の葉キャンパス駅」から「柏たなか駅」一帯にかけての開発地区とその周辺エリアで、TXの開通により秋葉原と約30分で結ばれた都心近接立地である。高齢化社会やエネルギー問題、環境問題など「課題先進国」である曰本において課題解決のまちづくりモデルを具現化し、「『世界の未来像』をつくる街」になることを目標に「環境共生」「健康長寿」「新産業創造」の3つをテーマにまちづくりを進めている。2006年の商業施設のオープンを皮切りに、2014年には駅前に、オフィス、商業、ホテル、賃貸住宅、ホールからなる駅前中核施設「ゲートスクェァ」が誕生し、まちづくリの始動期(第1ステージ)が完成した。現在は第2ステージのまちづくりに移行し、「多様なプレイヤ一が次々とイノベーションを起こす街」をテーマに、「ミクストユースの街づくり」と「水と緑に溢れたアーバンデザイン」をまちづくりの方針として開発を進めている。