「けんちく体操」ヮークショップを中心とした建築教育プログラムの実践と普及活動

摘要

「けんちく体操」とは,建物の形を身体だけで表現する，ワークショップ型の教育プログラムである。建物を身体で表現するためには,まず建物の姿をじっくり観察し、その特色を自分なりに把握しなければならない。ひとりで表現できる建物もあるが、多くは複数の仲間と協同で形をつくらなければならない。そこで、建物を身体でどう設計するかについての議論が必要となり、建物を介して参加者間のコミュニケーションが生まれる。