北海道支部

摘要

9年ぶりの日本建築学会北海道大会を支部メンバー一丸となって準備·運営に当たり、2013年8月30日～9月1日の3日間、北海道大学にて盛況の内に終了。無事、次期大会開催予定の近畿支部へ学会旗を渡すことができた。これもひとえに1年間を掛けての準備作業にボランティア精神で献身いただいた会員各位のカと和の賜と、あらためてここに記し感謝申し上げたい。特筆すべきことは、今大会の準備·運営の経験を通して得たノウ-ハウおよび改善すべき問題点を各担当部会から詳細に洗い出してもらい、今後の大会運営改善に向けて、「2013年度北海道大会において発生した問題点と申し送り事項」として本部理事会に提出し、本部学術推進委員会内に「大会のあり方タスクフォース」が立ち上がり検討がなされたことである。大会はこれまで、本部サポートは受けつつも支部のー大事業とし支部主体で行われてきた。これが支部活動の活動資金となる得分もある反面、過剰な労役負担も覚悟する必要がある。学会全体で大会事業を運営するシステムを訴え、その方向性を本部が継続検討することとなった意義は大きいと判断する。