今治市公会堂 改修工事完了

摘要

「丹下健三伝統と創造瀬戸内から世界へ展」生誕100年プロジェクトのシンポジウムが、9月4日(丹下健三氏生誕100年目の日)に今治市公会堂で催された。この日、改修工事を終えた今治市公会堂が一般に公開された。建物の設計は愛媛で幼少時代を過ごした故丹下健三氏(1913～2005)。代々木体育館、東京都庁、香川県庁舎、広島平和記念館などを設計し、国内·海外で活躍した建築家·都市計画家である。シンポジウムでは、東京大学丹下研究室出身の磯崎新のほか、富永譲(建築家)、豊川斎赫(100周年プロジェ外実行委員·司会)、神八達成(市役所時代から丹下建築に関わっていた)の4氏がパネリストとなって、丹下氏の活動や、市庁舍·公会堂·市民会館の建築群の設計プロセス、仕事の状況などを知る貴重な機会となった。