愛知建築士会会長に廣瀨高保さん: 多難な時代に、3団体の連携強め、魅力ある活動を継続

摘要

愛知建築士会の新会長に、廣瀬高保さん（中建築設計事務所/名古屋市）が就任した。前任の佐藤東亜男氏（田中綜合設計/名古屋市)の任期満了に伴う役員改選で、6月6日の定時総会で正式に決定した。中建築設計事務所は、創立60年を超える名古屋における老舗事務所のひとつ。東京にも事務所を持ち、公共施設や教育施設、オフィスなど幅広い建築の設計を手がけ、クライアントと厚い信頼を築き上げてきた。廣瀬さんは4代目の代表取締役として7年目、今年度からは、日本建築士連合会の中でも東京、北海道に次ぐ会員約4,300人を擁する愛知建築士会の長として舵を切ることになる。ただ、道のりは決して明るくないようだ。