「旧高宮貝島家住宅」活用事業が動き出した公募により整備.管理運営事業者を決定

摘要

福岡巿南区の西鉄高宮駅から徒歩約5分、その敷地は「高宮 南緑地」(約2ha)として市街地の貴重な保存緑地に指定されて いる。「旧高宮貝島家住宅」（2棟計約520m2)は巿の登録文化財とし て保存施設に指定されているが、その樹林の中で空き家になって久 しく、傷みが進んだ状況だ。提示された事業の目的は「旧高宫貝島 家住宅の歴史的な価値や貴重な樹林地を保全し、未 来に継承すると共に、市民に親しまれる都市公園とし て、また、観光資源として来街者も日本文化が体験で きる、もてなしや交流の庭として整備し、管理運営しま す」とされている。平たく言えば、既存古家の修理を巿 が負担しつつその活用+収益新施 設と外構を事業者が整備、その後 の運営や維持管理を行う事業者を 公募により決めるということ。