縫合後の立体形状予測に関する研究

摘要

この度は，奨励賞という素晴らしい賞を頂き，大変うれしく思っております．私は大学4年時から，衣服の形を数理的に扱う問題に取り組んできました．縫合後の立体形状を可展面として予測するシステムを，アームホール曲線と袖のモデルやブラジャーのアンダーカップを模したモデルに適用しました．このシステムをより汎用にするために，縫合後の立体形状を多面体として予測するシステムを作成し，現在，ネックラインと衿のモデルに適用しています．