給排水•衛生

摘要

給排水•衛生の会場となっているG会場(B 205教室）では，前年度より3件少ない41件の発表であった。2009年から2017年まで47件，68件，70件，62件，51件，55件，49件，49件，44件と発表編数が推移しており，この10年間では最も少ない件数となっている。70名ほど収容できるG会場は最大で60名ほどの来場者があり，活発な討論が行われた。表-1にセッションー覧，図-1に研究対象•内容の内訳を示す。図-1は，同類のセッションをまとめて記している。雨水利用や水質に関する研究がなくなる一方で，配管システムに関する研究が2年ぶりに復活した。また，今回よりセッションごとのサブテーマを設定したが，BCPについては給水システム，エネルギーについては給湯システム，改修については排水システムなど，それぞれの課題に対して特有の分野があることがわかる。給水システム，給湯システム，排水システムの件数の割合としては，若干給湯システムが減少したが，おおむね，前年度と同様の傾向にある。