クリップ送信方式/BPF 遅延振幅反転加算法によるONU32 台上りSDM-PON の伝送特性

摘要

より高速のサービスをより経済的に提供する目的で，rnSDM (Subcarrier Digital Modulation) -PON を提案している[1]．rnこれまでにクリップ送信方式とBPF 遅延振幅反転加算法rn(方法3)[2]を用いて，ONU 24 台までの伝送特性を明らかにrnした[3]．本稿では，クリップ送信方式，方法3 を用いて，rnONU 32 台のSDM-PON について伝送距離が20km 同一の場rn合について伝送特性を示す．rn2. SDM-PON の構成rnSDM-PON のクリップ送信方式では，各ONU は1 つのサrnブキャリアをユーザデータで16QAM 変調した後，マイナrnス成分を削除してプラス成分のみを光に変換して伝送する．rn受信側のOLT でもとの信号に復元する方法として3 つを提rn案した[2]．方法1 はクリップ信号を2 分岐して，一方をπrn位相の奇数倍だけ遅延させた後反転して，もう一方のクリrnップ信号に加えてできた信号をBPF に通過させる．方法2rnはBPF のみを用いる．方法3 は方法2 のようにBPF を通過