ETC データ?プローブデータによる首都高速道路の起終点調査手法の検討

摘要

首都高速道路交通起終点調査は、首都高の交通実態及び利用特性を把握することを主目的とした調査であり、既調査では主にアンケートにより経路や属性を把握してきた。近年、ETC2.0 や商用車プローブデータの普及により、経路データの収集が可能となっていることから、平成28 年4 月の首都圏の新たな高速道路料金体系への移行及び平成29 年3 月の横浜北線等開通後の平成29 年秋季をモデルケースとして、ETC2.0 及び商用車のプローブデータ等を活用した起終点調査を試行した。本稿では、この集計解析の概要について報告する。