日本とフィンランドにおける『働き方』の違い: 社会の背景や価値観から考える

摘要

1. フィンランドについて1.1 歴史的背景: 1917年にロシアから独立2.1 日本とほぼ同じ国土に約550万人が暮らす ? 全ての国民が必要とされている2. 平等社会2.1 1906年にヨーロッパで初めて女性が選挙権及び被選挙権を取得2.2 1952年：ロシアへの戦争賠償金の支払いを終え、税収が増え、経済が少しずつ発展した2.3 1950年～1960年代：国民全員に十分な収入と基本サービスを保障する為、家族?男女平等政策が進み、フィンランド型社会福祉国家の基盤ができた2.4 1970年代から共働きが増え、男女間の差が縮まった2.5 1973年：義務教育が無償になった2.6 1990年初め、新たな教育政策によって誰もが対等に高等教育までを受けられるよう、大学までの学費が無償化された2.7 現在は労働人口の半分が女性、8割の成人女性がフルタイムで働き、キャリアを持っている ? 男女間の差がほとhどない社会2.8 目指してきたのは福祉（social welfare）国家ではなく、誰もが対等に自分らしく暮らせる幸せな"ウェルビーイング(well-being）な国家".