2017 年の土木学会認定CPD プログラム状況について: 継続教育実施委員会活動報告

摘要

土木学会では、2001 年に継続教育（CPD：Continuing Professional Development）制度を創設し、土木技術者の能力?資質向上の一助となるよう運営を行っている。継続教育記録の証明が資格更新や入札の要件として求められ、また人生100 年時代における学び直し?リカレント教育などの観点からも、継続教育へのニーズが更なる高まりを見せている。本制度では、土木技術者の教育機会提供の観点から、土木学会自らが主催する学習プログラムのほか学会以外が主催する学習プログラムを土木学会提供のプログラムと同等と認定することで教育機会の確保に努めている。本稿は、2017 年中に開催された認定プログラムの情報を集計して開催傾向を明らかにすることで、今後の継続教育のための学習機会提供の改善に資することを目的とする。