(0376)Mnイオン照射で作製した L1_0(Fe_(0.5)Mn_(0.5))_(68)Pt_(32) 強磁性-常磁性パターンにおけるXMCD磁気ヒステ リシス曲線の角度依存性

摘要

将来の高密度磁気記録媒体としてビットパターンドメディアが注目されており、マスクとイオン照射の併用でパターンを作製するフラットパターニング法が提案されている。L1_0型FePtは高い磁気異方性定数(Ku)を有する材料で、FePtのFeサイトをMnで置換することにより室温で常磁性相(PM)が安定化することが知られている1-2)。本研究では、この相変化を利用したFM-PM相からなるフラットパターンを作製し、磁化曲線の角度依存性を調査した。