(253-0405)銅/アルミニウムクラッド圧延における圧延条件の接合に及ぼす影響

摘要

クラッド材は異なる金属を圧延等の方法で接合したものであり、単体では得られない複合的な機能を持つことができる。銅は抗菌性を持つことにより、病院施設等へ利用されているが、コストが高いことが問題である。そこで、コストダウンの為、銅とアルミニウムをクラッド化させる試みがなされている。過去の研究で、真空熱間圧延法により銅/アルミニウムクラッドが低圧下率で良好な接合強度を得ているが、コストや設備での課題がある(1)。本研究では、大気中で銅/アルミニウムクラッド接合に与える圧延条件の影響を調査した。