スマートシティにおける熱電併給システムのための太陽光日射量曲線予測手法の提案

摘要

太陽光発電は天候などの気象状況によって発電出力に大きな影響を受け、地産地消を目的としたエネルギーネットワークにおいて設備運用に支障をきたす惧れがある。そのため、適正な設備運用を行うためには、事前に日射量を把握し発電量を予測する必要がある。日射量予測手法に関して幅広く研究されているが、本研究では、特定のエリアに絞って1日の日射量曲線を予測する手法を提案する。本研究の要点を以下に示す。（1）天気概況を日射量の大小により6～15パターンに分類。（2）気象庁発表の天気予報を基づいた予測手法。