極少量プレス生産技術－1ショットプレス金型開発

摘要

極少量な生産車種において、量産コストが高くなる最大の要因は専用投資であり、専用投資削減の取り組みは必須である。プレスにおける専用投資の大半は金型投資であり、金型投資に大きく影響を及ぼすものは金型の数である。自動車の大物プレス部品の場合、成形に必要な荷重や金型サイズ、成形方向などの制約から、1つの製品を量産するためには2～4型程度の金型が必要である。金型数が減ると使用する材料の量はもちろh、加工面積、工程間調整工数、トライ段取り回数などを削減できることから、金型投資を大幅に下げることができる。