アルミ合金のハイドロフォーミング成形限界推定に関する研究 - ハイドロフォーミングの成形性評価に関する研究（第3報）

摘要

ハイドロフォーミングにおける破裂の限界は、応力3軸度と相当塑性ひずみの関係で表すことができ、応力3軸度が小さいほど破壊時の相当塑性ひずみが大きくなることを、フリーバルジ試験と型バルジ試験という2つの負荷履歴の異なる成形試験結果において確認した。このことから、ハイドロフォーミングの破裂の限界は単純形状のフリーバルジ試験試験で求めることができる可能性を見出した。また、この評価方法がアルミ合金においても適用できることを明らかにした。