炭化綿を集電体に用いたLiFePO_4正極の調製

摘要

携帯電話やノートパソコンなどの携帯可能な電子機誰の動力源として広く使用されているリチウムイオン二次電池の電極は、電極箔物質を導電助材であるカーボンブラック、結着材である有機がインダーとともに塗料を作製し、これをAl集電体シートの上に塗布·乾燥·圧著することで形成されている。この塗布膜が厚くなると電解液が十分に電極中に浸透しないため、電極の単位面積あたりから取り出せる電流には限界がある。本研究では、この電極の単位面積あたりから取り出せる電流を対副こ高める手法として、図1に示す蔵牝綿という三次元構造を有した導電材を集電体として使用することを検討した。