ホーランダイト型複合酸化物の緻密焼結体の作製とイオン伝導特性

摘要

ホーラングイト型複合酸化物は金属-酸素八面体の点共有と稜共有から骨格を構成し、c軸方向に沿った一次元トンネル構造をとる。この構　造を有するK_xGa_xTi_(8-x)O_(16)(x-1.6, KGTO)はトンネル内のK~+灯がキャリアとなり、超イオン導電体として機能する（10~(-2_S/cm＠室温下)ことが知られ　でいる。1）また、Ti~(4+)をSn~(4+)へ置換することで一次元トンネルの口径拡大が確認されており,結晶構造とイオン導電率との相関性が分かれば、同型置換体のなかで優れた材料の探索における指針が立てられる。