信通指令故障情報マイニングシステムにおける機械学習装置の開発

摘要

今回の開発では、マイニングシステムの機能強化により、システムが自動で故障傾向の分析を行い、閾値を超えた結果がある場合には、ユーザーへのアラーム配信を行うことが可能となった。また、有効な設定の情報共有として、有効であると判断した設定をランキング化して情報共有することも可能とした。今後の課題としては、分析対象となる故障名称などが、統一されていないためユーザーによって様々な名称で表現されていることが挙げられる。そのため一律に自動分析を行えないため、今後の自動分析の精度を向上させるためにも運用面でのルール化など検討していく必要がる。