五能線電子閉そくの遠隔制御を実施して

摘要

国鉄時代、再建に向け渚施策を推進する中で地方交通の効率化事案が持ち上が り、現在の運転保安設備に近代的な電子技術を導入することにより低コストな 運転方式を開発することが望まれた。このような背景の中で新しい運転方式と して「電子閉そく装置」が開発され、我が秋田支社においても五能線が対象鎳区となり昭和61年11月使用開始され現在に至っている。しかし、JR発足 以来、業務の見直しによる要員の効率的な運用、事故時における適切な判断と 指示等いろいろな問題点が究生し、電子閉そく開発時点の現地制御方式は時代 の流れと共にマッチせず、秋田支社では秋田C T Cセン夕一から遠隔制御する 事で問題点を整理することが決まり遠隔制御方式の検討に入り種々研究、試験 の結果平成2年3月遠隔制御することに成功したので発表する。