食品冷凍倉庫における地下水利用ヒートポンプシステム導入効果に関する研究

摘要

全国に食品倉庫は約3000箇所(約3400万m~3)立地し、倉庫内の温湿度調整のため毎日膨大なエネルギーを消費している。 本研究ではエネルギー削減方法のーつとして、地下水熱を利用したヒートポンプ(以下HPとする)システムを導入した食品冷凍倉庫の実測を行い、省エネ効果を明らかにし、本システムの特性から生じる導入に際する課題を調査することを目的とする。