地域冷暖房システムの最適運用に関する研究(第1報)　オプトパスの概要

摘要

以上2.1、1.1、2.3で3つのパラメータのうち1つが変化した場合を紹介したが、実際にはこれらパラメータ間には相関関係がある。 例えば、ガス単価、電力単価が変化することでCGS運転パターンが変化する。このCGS運転パターン変化により変化するパラメータは、ガス負荷率、ガス引取量、最大ガス流量、電力負荷率、契約電力、一次エネルギー消費量、C0_2排出量等がある。ガス単価、電力単価が変化することで熱源機運転パターンも変化し同様にこれらパラメータを変化させる。またCGSと熱源機には相関係がある。具体的には、CGS廃熱利用熱源機が運転することで他の熱源機の負荷率が変わり効率が変化したり、停止したりする。