コンクリートブロック造に関する国際的な視野からの基礎的研究(その8米国「補強組積造工学ハンドブック」の概要)

摘要

NSCP2015では、組積構造の設計にあたり、経験的設計方法が含まれているが、RMEHには、含まれていない。米国において、経験的設計手法については、IBC の中に含まれており、詳細については、TMS402/ACI530/ASCE5に従うこととされている。RMEHでは、設計事例も掲載されていることから、NSCP2015に基づく許容応力設計、強度設計を行う場合に、その理解を進めるうえで、有効なものと考える。