都市の景観に関する研究 駅前広場の景観について４２第７次調査結果（京都～東京～渋谷間）概要

摘要

本研究は、我が国の各都市の代表的市街地景観であるＪＲ駅前の市街地景観について都市間比較と、時間経過による変動について調査分析をおこない、景観の改善と地域特性実現に資することを目的としている。調査対象都市は、福岡市のJR 博多駅から東京都内のJR 山手線のターミナルまでの主要都市の駅である。調査地点は主要改札口から最短距離で広場に到達した所である。1987 年の調査開始から32 年を経過した2019 年春、博多から東京渋谷までの第７次調査を実施中である。最も主要な改札口唐最短距離で駅前広場に出た地点（大規模駅では複数視点場を設定）で、目視調査と180 度連続写真を撮影している。