碑林区（西安、中国）における高齢者住居の移動空間に関する考察

摘要

エレベーターのない4～7 階の中層集合住宅が多数あり、8 階以上の高層住宅にはエレベーターがないこともある。体が不自由な高齢者は自分の部屋を持たず、多人は1 寝室の住宅に住hでいる。自立度Ⅰの高齢者は健常者であるが、エレベーターがない事で外出に関して支障がある。不便などころ主には室内の段差や移動用具の安全な置き場がない等である。健常者に対する不便がある段差や狭さは自立度Ⅱ、自立度Ⅲの高齢者にとっては、通路を通れなくことで他人の介助が必要となり支障がある。