木造民家を再利用した就労継続支援施設「mimi hana カフェ」の開設経緯と運営形態: 下関市中心市街地の空き家活用事例 その１

摘要

１）本事例では、市の事業説明会が運営者と設計・施工業者のマッチングの機会となり、組織間及びパーソナルネットワークにより事業運営体制が整った。２）本事例は、障害者が地域で生活していくための居場所としての機能を持ち、周辺施設や地域住民同士の交流活動拠点としても積極的に活用される。また、積極的な情報発信は周辺地域の空き家活用ブームの仕掛け役にもなっており、空き家の福祉的活用の優良事例と言える。